校長挨拶

学生の皆さん、保護者の方々、ようこそ日本国際学校へ!

 職員を代表して、日本国際学校の総合的な教育プログラムについてご説明させていただきます。

 日本国際学校は幼稚園から高校まで日本教育システムを取り入れた一貫校であり、ベトナム国内における先進的な教育モデル校です。

「叡智(Wisdom)あふれる子どもの育成」をめざします。「叡智」とは真理を捉えることのできる最高の認識能力です。深い洞察力をもって、現在だけではなく未来のために生きることであり、過去の歴史を教訓としながらも新たな人生を創造する力です。そのために子どもの心身、知的能力、情感の総合的かつバランスのとれた成長と人格の完成を目指す教育を行い、また人間としての優しさ・寛容さ・自己内省力を持つ子どもを育成します。真面目で正直で、礼儀正しく、謙虚で努力家であること。利己的でなく、強欲でない「足る」を知ること。悪い心を排除し、そして感謝の心を持ち続けることができる子どもの育成です。さらに、国際水準に達するための十分な資質を育て、将来ベトナム国内はもとより、国際社会でより良い世界を築くため、自らの役割を認識し、主体的に行動できる人間の育成を目指します。また、日本の教育が重視してきたチームワーク・自立心・精度の高い計画的な仕事の進め方と優れた能力を持つ国民を育てます。

現代はグローバル時代と言われ、今後これまでとは違う大きな変化が起きることが予測されています。「今までは情報を処理して、正解をいかに早く求めるかが問われていました。しかし、これからは答えのない時代で、一人ひとりがその適切な解をどう求めるかが問われる時代だ」ということがさまざまなところで語られています。そういう時代では、コミュニケーション能力、自立した主体性が必要になります。「リーダーシップ」ということについても、これまでは「トップの人の言うことを聞いて…」でしたが、これからはチームで解決していくことがさらに求められるようになり、ファシリテーション(会議等の場で発言や参加を促し、話し合いの流れを上手に導き、参加者の合意形成や相互理解を支援することにより、組織や参加者の活性化や協働を促進させる役割)の力を含めたリーダーの能力そのものが問われるようになります。そういう時代に対応するためには、基礎学力をつけた上で生涯学び続ける力を幼小中高時代からいかにつけるかということを考えなければなりません。ゆたかな感性にもとづく多くの経験、失敗などを通して、生涯学び続ける力をつけていく、そのためには何が必要かが問われています。知識だけではなく、「人間性ゆたかな人」「芯のある人」「好奇心のある人」「共感できる人」「想像力と創造力のある人」これが本校のめざすべき子ども像のキーワードです。

これらの能力を未来を担う子供たちがしっかりと自分のものと出来るように、教育の場で可能性を最大限伸ばしていくことが私たちの喜びであります。日本国際学校はベトナムの有力な学校の一つになると確信しています。日本レベルの近代的で整備された学校設備。経験と実績を備えたベトナム・日本・欧米各国の教師陣は子供たちにとって良きお手本となります。充実した学校生活を日本国際学校で過ごしましょう。

校長 山田 正